
BEAUTY TIPS2
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「肌が疲れている」とはどのような状態?
「肌が疲れている」とは、肌荒れがある状態やその一歩手前の状態を指します。
肌色が悪く見えたり、しわやたるみなどが目立つようになったり、実年齢よりも老けて見られたりするのは、肌が疲れているサインです。
また、肌のキメの乱れ、乾燥、赤み、吹き出物などが出ている状態を、肌荒れと呼びます。
肌疲れ・肌荒れの原因
肌疲れや肌荒れの原因はさまざまですが、主に以下のような原因が挙げられます。
・ストレス
・睡眠不足
・ホルモンバランスの乱れ
・花粉や大気汚染
・メイク汚れ
・バランスの悪い食生活
食生活の乱れは、腸内環境の悪化につながり、肌に赤みや吹き出物が出やすくなります。
また、腸内環境が整っていないとミトコンドリアの機能も低下するため、代謝が下がり、老けて見られるようになってしまいます。
季節別にみる肌疲れのサイン
季節の変わり目は、肌荒れを起こしやすくなります。
その理由としては、急激な温度や湿度の変化が挙げられます。
また、3〜4月頃のスギ花粉の季節は、肌荒れを起こす方が特に多い傾向にあります。
患者さんと接していて、最も肌疲れが多いと感じるのは、やはり冬です。
冬は一年を通して最も乾燥している季節なうえに、暖房の影響で肌の乾燥度はマックスとなります。
肌が乾燥すると、バリア機能が低下して、さらに肌荒れが進みます。
夏は、紫外線による肌疲れが多くなります。
紫外線はバリア機能を低下させ、ターンオーバーを乱し、赤みや乾燥などの肌トラブルを起こします。
肌が疲れていると感じたときは、季節ごとのトラブル要因に合ったケアを意識しましょう。
肌疲れを解消する方法
大切なのは、ストレス回避、バランスのとれた食生活、適度な運動、そして睡眠です。
まずは、この4つを心がけてください。
特にストレスは美肌の大敵です。
ストレスで自律神経のバランスが崩れると、肌の調子が一気に悪化する場合もあります。
忙しい中でも自分と向き合う時間やリラックスのできる時間を意識して作りましょう。
アロマをたいたり、マッサージに行ったり、ヨガや瞑想をしたり、自分が心地よいことを取り入れましょう。
私たちの体は、食べた物でできています。
肌に異常が起こるということは、体内のどこかに異常があるということです。
多くは腸内環境の悪化からきています。
腸内環境を悪化させる砂糖やアルコール、加工食品などはなるべく控えて、緑黄色野菜や良質なタンパク質をしっかり摂りましょう。
適度な運動(週2〜3回、1回30分程度)は、肌だけではなく、体の健康を維持するためにも必要です。
通勤では階段を使うなど、日々の生活でも体を動かすようにして、毎日最低でも7時間以上の睡眠をとることが美肌の近道になります。